愛をこめて
僕のヒーローアカデミアが大好きな方へ
僕のヒーローアカデミアでは爆豪のデクに対する態度の悪さが、第1話から描かれていました。爆豪は人一倍プライドが高く、急成長するデクを目の敵にして暴言を吐きまくっていました。
しかし、そんな爆豪がついにデクへ謝罪を行ったのです。そのシーンはファンへの驚きと、またギャップという様々なものをもたらしました。
「今までごめん」という言葉には、爆豪のどんな気持ちが隠れているのでしょうか?また、ファンたちの思いはどのようなものだったのか考察していきたいと思います。
「デクへの羨望」
爆豪はこれまで、無個性だったデクを見下し続けてきました。しかし、突然個性を持ち始めた彼がどんどん急成長していく姿を見て羨ましいという思いがあったのではないでしょうか。もちろんその中には、歯がゆい思いもあったと思います。プライドの高い爆豪が、プライドを押さえ込んで反省し、しっかり思いを伝えたのは素晴らしい成長ですね。
「他人を優先するデクが不気味だった」
これは、オールマイトに語っていた爆豪が幼少期にデクをいじめていたときの思いです。デクは人を助けたいと言う思いが強すぎて、自身を犠牲にしてまでも他人を優先します。爆豪からしたら、そんなデクの姿が不気味で仕方がなかったようです。
「置いてかれているような焦りの感覚」
常にデクより前を歩いてきた爆豪。しかし、デクの急成長は、すぐに背後まで迫ってきているような、むしろ追い抜かされてしまいそうな感覚だったと思います。そんなの誰だって、不安になるし焦りますよね。態度は悪すぎますが、気持ちはわかる気がします。
「今までごめん」でファンは激増した!?
この謝罪では、謝るだけでなく同時にデクのことをヒーローだと認めています。続けて、「助けて勝つ」と言っているところから、爆豪のヒーロー像の一部に、デクが入り込んでいるのです。つまり、互いにヒーローだと感じているのです。事故や天災から助けるというプロヒーローではなく、ただ、人として彼らは彼らのヒーローだったのです。「爆豪の成長がすごくて泣ける」「あんなに勝ちに拘っていたのに?!」とファンの間では動揺もありつつ、爆豪の成長に涙する人が急増していました。
まとめ
いかがでしたか?爆豪はいままで、デクへの羨望や焦りの感覚に苛まれており、その感覚からデクへ冷たく当たっていました。しかし、成長するにつれ、爆豪はこれまでの仕打ちを反省し、しっかりとデクに謝ることが出来ましたね。そのシーンは感動モノで、数多くのファンが涙しました。最後に、今までデク呼びだった爆豪が、「出久」と呼んだのは涙腺崩壊必須でした。
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