鬼滅の刃の中でも一等大家族!不死川家について解説!!

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PITMIL EDITOR
PITMILはアニメで世界をハッピーにします。

ジャンプにて連載されていた大人気マンガ「鬼滅の刃」

本作の中では主人公である竈門炭治郎と禰豆子兄妹のように、様々な家族が描かれています。

今回はその中でも残酷な運命を持っていて、筆者を鬼滅の刃の沼に沈めた風柱 不死川実弥一般隊士であり岩柱の弟子である不死川玄弥の二人を含む「不死川家」について紹介していこうと思います。

原作最終回までの内容を含みますので、アニメ派の方はお気をつけください。

不死川家とは

不死川家は東京府京橋區(現在の東京都中央区京橋)の貧乏長屋に住む、両親と子供7人の大家族です。

本編では父親が刺されて死んだあと、母親が鬼となり長男である実弥と次男の玄弥を除く5人を殺してしまいます。鬼となった母親も実弥の手によって殺され日の出と共に塵となって消えてしまいました。

父親は家族を虐待していて、母親は稼ぎ頭。下の子たちの面倒は実弥と玄弥が主だってしていたのではないかと思います。

ちなみに、アニメで家族を失った日が放送されたのは母の日で、再放送はこどもの日

母と兄弟を一夜で失った二人にとって最悪の日ではないだろうか。

筆者

視聴中に今日が何の日か知った時は残酷だろって叫んじゃったよ。

不死川家の家族について

さて、ここからは不死川家の家族について考察を含めて紹介していこうと思います。

父 不死川恭吾

この大家族の父親である恭吾。

子供たちからは「化け物」と言われるほどの大柄な男でした。

日常的に家族に暴力を振るっていて、常にお酒臭かったとのこと。

玄弥は「父親に抱きしめてもらったことも笑いかけられたこともない」と言っています。

恭吾は何故凶暴な性格になってしまったのかいつからなのかと謎な部分ではありますが、無限城で実弥が意識不明になったさい「志津は俺と来るんだ」「俺の息子だってことに感謝しろ。特別丈夫だ」と現世に送り返しているところから、多少なりとも家族、特に妻である志津のことを大切に想っていたのではないのでしょうか。

筆者の妄想としては、愛する妻との間に産まれた第一子が自分たちとは違う髪色だったことから周囲に色々と言われたのではないか。彼自身も色々と疑ってしまったのではないか。もしくは妻を独り占めしたかったのではないかと思っています。

筆者

まあ、妻を愛していなかったら子供が7人もできないよね。

母 不死川志津

不死川家の母である志津はとても小柄な女性だったようです。

アニメでは柚木涼香さんが演じています。

玄弥いわく「寝ているところを見たことがない」というほど朝から晩まで働いていた不死川家の稼ぎ頭だったと思われます。

また子どもたちを守るため、その小さな身体で子どもたちに覆いかぶさり恭吾からの暴力を受けていました。

志津は鬼にされてしまい実弥と玄弥を除く子どもたちを殺害してしまいますが、母と気づかなかった実弥によって鉈で殺されてしまいます。その後は日の出と共に玄弥のそばで塵となって消えてしまったとされています。

筆者

それにしても、何で志津さんは離縁という方法を使わなかったのだろう?

暴力的な夫から逃げる方法はいくらでもあったと思われるのに、どうして志津は子供を連れて逃げなかったのか疑問になります。

きっと恭吾と同じく夫を愛していて、いつか元の恭吾に戻ると信じていたのではないでしょうか。

その後志津は夫の恭吾と共に地獄に落ちてしまいます。

鬼は天国に行けません。

恭吾と共に地獄で罪を償って生まれ変わってくれていると筆者は願っています。

長男 不死川実弥

不死川家の長男であり、後に鬼殺隊最高位の柱の一角である風柱となる実弥。

アニメでは関智一さんが演じています。

11月29日生まれで本編時では21歳となっています。

鬼殺隊では誰よりも鬼に対して憎悪を持っていて一番恐れられていますが、「笑顔が母に似ていて誰よりも優しい人」と玄弥が証言しています。

幼少期では母の支えになるよう働きながら、玄弥と共に下の子たちの面倒を見ていたようです。

鬼殺隊に入ってからも神社の野良犬に自分のおにぎりを渡したり、無惨戦後の蝶屋敷にて人間に戻った禰豆子に優しい笑みで頭を撫でたりと優しい一面を見せています。

実弥は恭吾の死後に「父親がいねぇとなると皆心細いだろうから」「これからは俺とお前でお袋と弟たちを守るんだ いいな?」と玄弥と道すがら話しています。

玄弥がこれに「“これからは”じゃなくて、“これからも”だよな」と応えると驚きつつも可愛らしい年相応の満面の笑みを浮かべたりしていました。

筆者

筆者はこのシーンを漫画・アニメで見た時に「実弥かわいい」と発狂しました。その後の玄弥の「ふんっ」も可愛すぎて天を仰ぎましたね。

鬼となった母を殺したのも実弥です。

夜が空けて自分が殺したのが母と知り、玄弥に人殺しと言われた実弥はどんな気持ちだったのでしょうか。

母を手にかけてしまった、玄弥だけでも守れてよかった様々な思いでいっぱいだったのではないのでしょうか。

その後その場を離れた実弥は後の親友であり兄弟子の粂野匡近に出会い鬼殺隊に入隊します。

鬼殺隊では、風の呼吸や鍛え抜かれた身体、そして稀血(鬼を引き寄せる能力)を使い鬼を狩り、風柱にまで上り詰めました。

ここで筆者の疑問というか突っ込みをひとつ。

「玄弥の鬼喰いに猛烈に怒ってたのに、自分は自傷して鬼狩ってるってどうゆうこと!?」

おはぎが好きカブトムシを育てることが趣味なところも風柱としての姿とのギャップがたまらないです。

実弥に関しては筆者の個人的な推しということで語っても語り尽くせない最高の人物なので、紹介しきれないのが残念です。

筆者

大切な人がみんな死んでしまった実弥には一等幸せに過ごしてほしいものです。

次男 不死川玄弥

不死川家の次男であり、後に主人公である竈門炭治郎の同期岩柱の弟子として鬼殺隊に所属する玄弥。

アニメでは岡本信彦さんが演じています。ちなみに通常女性声優さんが演じる幼少期も岡本さんが演じているんですよ。

1月7日生まれで本編時では16歳になっています。

最終選別時では160cmだった身長も短期間で180cmに伸びていて、実弥の179cmを超えています。

身長の伸びについては成長期なのか鬼喰いの影響なのか気になるところです。

玄弥は無口で粗野なところがあり、時々癇癪を起こしますが、意外と常識人だそうです。

髪型は舞台である大正時代には珍しいモヒカン。側頭部のくせが強くこのような髪型になったのではとファンの間では考えられています。

少し不器用なところもあるそうですが、その不器用さが作品中でも度々見られます。

幼少期は兄の実弥と共に下の子たちの面倒を見ていたようです。

母が鬼になって実弥により殺されたあと「人殺し」と罵ってしまったことを悔やみ、実弥を追って鬼殺隊に入隊します。

筆者

でもそんなことを実弥は一切気にしてなかったんだよね。

兄に謝りたい一心で追い続けた玄弥は一人ぼっちでどんな思いだったんでしょうか。

離別した時の年齢は10歳にもなっていないはずです。寂しい、兄に会いたい、謝りたいと様々な思いを抱えて辛い旅路を歩いていたのではないのでしょうか。

玄弥といえば、鬼殺隊きっての才能「鬼喰い」の持ち主です。

作中ではいつから鬼を食べていたのかは書かれていませんが、最終選別時に食べていたのか初任務中に食べたのか想像が広がります。

もしかしたら鬼殺隊に入る前に食べていたかもしれません。

鬼殺隊に入隊後は岩柱 悲鳴嶼行冥の弟子になりました。

鬼喰いによって暴走した玄弥を助けたのが悲鳴嶼でした。辞めるように言われても癇癪で拒否して最終的には弟子として認められました。

また玄弥は鬼殺隊入隊後に思春期に突入します。異性を前にすると緊張して顔を真っ赤にしてしまいます。

筆者

刀鍛冶の里で甘露寺さんを前に真っ赤になる玄弥が可愛すぎましたよね。

玄弥は後に、最終決戦で兄と師匠、そして友であろう霞柱 時透無一郎と共闘し、兄を守って鬼と同じように塵となって亡くなってしまいます。

兄に謝れたのはこの時でした。随分長い間離れていた兄弟が和解できたのが最期のときだなんてこれを執筆してる今も思い出しただけで涙で画面が見えなくなってきます。

炭治郎の同期で唯一亡くなった玄弥。ワニ先生よ、何故同期補正をつけてくれなかったのか。もし生存していたら実弥と共に幼少期のように仲凄まじく暮らしていたのではないのだろうか。

ここから下の兄弟については順番など記載されていないので、名前と特徴、もし成長していたらどんな子だったのかを考えていきたいと思います。

不死川貞子

アニメでは和氣あず未さんが演じています。

貞子は玄弥とよく似た目を持っています。

母親と父親の特徴を両方受け継いだのではないのでしょうか。

性格は明るくて思いやりのある女の子だそうです。

アニメではたった少しの登場でしたが、個人的にしっかりした子な印象を受けました。

きっと大きくなっていたらしっかりもので家族の中心にいるような明るい女性になっていたのではないのでしょうか。

不死川寿美

アニメでは前田佳織里さんが演じています。

寿美は母親似で次女あたりではないかと考えます。

貞子と寿美はどっちが上なのか判別しづらい部分があります。

性格は温かくて思いやりがある女の子だったようです。

きっと大きくなったら上の兄弟と同じように優しくて気配りのできる女性になっていたのではないのでしょうか。

不死川弘

アニメでは河瀬茉希さんが演じています。

弘は玄弥と同じく側頭部を刈り上げ頭頂部のみ毛髪があるモヒカンの男の子です。

全体的に母似の印象を受けます。

落ち着いた性格の持ち主とのこと。

その落ち着いた性格で一家のまとめ役のような存在になっていたのではないかと思います。

兄弟喧嘩が起きても冷静になだめそうですね。

不死川就也

アニメでは松岡美里さんが演じています。

坊主頭玄弥と瓜二つ。幼少期の玄弥がもう少し小さい頃は就也のようだったのではないかと思う程よく似ています。

性格は弘と同じく落ち着いている模様。

筆者的にはもうすこし元気な子の印象があります。そして多分玄弥が大好きですね。そうであってほしい。

きっと玄弥の真似をして、兄と同じように優しくて家族を支えていけるような男性になっているのではないのでしょうか。

不死川こと

アニメでは田中あいみさんが演じています。

作中から見るに、ことは末っ子ではないかと考えます。

性格は分かっていませんが、見るからに優しい印象を受けます。

不死川兄弟みんな優しいのでは?

母親似の坊主頭で、作中では玄弥に抱えられています。

7人兄弟の末っ子ということで、上の子たちのことをよく見ていっぱい可愛がられていてほしいですね。絶対ことには誰も勝てないような気がします。

さいごに

不死川家については、両親と実弥、玄弥だけが詳細が分かっていますが下の子たちの詳細は特に判明していません。

ファンの間では兄弟の順番が違ったりしていて少し謎に包まれています。

ただ一つ言えることは「優しい母と上の二人と同じように、みんな優しくて素敵」ということ。

ストーリーとしては全員死んでしまう運命ではありますが、いつか全員がお空で揃ったら昔のように明るく楽しく家族で過ごしてほしいですね。

その前に恭吾さんは色々と悔い改めてきてください。