【鋼の錬金術師】人造人間(ホムンクルス)について解説!!

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鋼の錬金術師にはホムンクルスと呼ばれる7人が強敵となってエルリック兄弟の前に立ちはだかります。

今回はこのホムンクルスについて解説していきます。

以下、ネタバレを含むのでご注意ください。

ホムンクルスとは?

鋼の錬金術師に出てくるホムンクルスは、「お父様」と呼ばれる存在によって、賢者の石を用いて作られた人造人間です。お父様の計画遂行の道具として作られました。

彼らはそれぞれ、人間の「七つの大罪」の名前を冠していて、その名前の通りの姿と性格をしています。

多くの人間の命を引き換えに作り出された賢者の石を用いて作られたホムンクルスたちは、不老不死に近い体をもっています。その核である賢者の石を破壊すれば死ぬのですが、お父様の力と賢者の石さえあれば、記憶もそのままにホムンクルスを再生することが出来てしまいます。

そんなホムンクルス一人ひとりについて、簡単にご紹介していきます!!

傲慢【プライド】

お父様が最初に造ったホムンクルスで、ホムンクルスの中ではリーダー格。その正体は体中に目や口をもつ影のような存在。

言葉自体は丁寧なものの、その名の通り傲慢な性格で人間はもちろん、他のホムンクルスたちをも見下しています。

色欲【ラスト】

2番目に造られたホムンクルスで唯一女性の姿をしています。見た目は左目を覆うロングヘアーに黒っぽいドレスを着た美女。胸元にホムンクルスの証であるウロボロスの紋章を持っています。

他のホムンクルスと同様、人間に対して冷酷で、簡単に命を奪う様子も見られます。知略にも長け、冷静沈着、作戦立案から遂行まで1人でこなしますが、グラトニーをと行動している時は指示役も担っています。

強欲【グリード】

3番目に造られたホムンクルスで、見た目はストレートの黒髪を後ろに束ねた体格のいい青年の姿をしていて、左手の甲にウロボロスの紋章をもっています。その名の通り、女、金、地位や名誉、この世のあらゆるもの欲しています。

想像主のお父様の下にいては己の欲を満たせないと120年前に組織から離れ、単独行動をしています。

彼の性格は強欲のためかかなり真っ直ぐで、嘘をつかないことを貫いています。しかし強欲さゆえに己の渇望を満たすことができず、苦しそうな一面も見られます。

嫉妬【エンヴィー】

4番目に作らたホムンクルスで、一房ずつに分かれた長い髪、全体的に均整のとれた細身で小柄な中性的ま少年のような姿で、左太腿にウロボロスの紋章があります。

7人のなかでも最も感情豊かで、「チビ」と言われてキレたり、エドたちとコミカルな掛け合いをしたりすることもありますが、その性格は最も残忍で陰険。人間を卑下していて、彼らが争う様子や死ぬ間際に見せる絶望の表情が好きという一面を持っています。

怠惰【スロウス】

6番目につくられたホムンクルスで、普通の人間の2倍以上はあろうかという巨大な男性の姿をしていて、ウロボロスの紋章は右肩の後ろに記されています。

口癖は「めんどくせー」で、名前の通りほとんど動くこともせず、動作も常にゆっくりです。

暴食【グラトニー】

6番目に造られたホムンクルスで、坊主頭の丸顔に丸い鼻、目玉は真っ白で黒目がなく、丸々と太った体に短くて太い手足という見た目をしています。ウロボロスの紋章は舌にあり、舌を突き出した時にしか見えません。

知性に欠け、自分で判断するということがほとんどない。「食べていい?」が口癖で、ラストと行動していた時は彼女の許可をもらって、人間を貪り食っている。名前に違わず常にお腹をすかせている状態で、ほぼ無限に食べ続けることができます。

憤怒【ラース】

7番目に造られたホムンクルスで、ホムンクルスのなかでも、その性格、そして性質からして異質な存在。その正体は、アメストリス軍の大総統キング・ブラッドレイであり、他のホムンクルスと違い、再生能力もなく、普通の人間同じく老いもする唯一のホムンクルスです。眼帯の下の左目にウロボロスの紋章を持っています。

軍人として40年間実戦で鍛え上げてきた戦闘力に常人離れした動体視力が合わさり、素早い攻撃で相手を圧倒します。

まとめ、物語の鍵となるホムンクルスたち

ホムンクルスたちは何度も主人公たちを排除しようと何度も襲い掛かってきます。ホムンクルスたちもそれぞれ個性豊かで魅力があり、物語に深くかかわっていて、存在自体が伏線になっていたりもします。

今回は簡単に紹介しましたが、今後の記事でそれぞれのホムンクルスについて詳しく解説していければと思います。

この記事で鋼の錬金術師に少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです!!

それではまた。