敵なのに魅力を感じるキャラについて語る。~キング・ブラッドレイ~【鋼の錬金術師】

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PITMIL EDITOR
PITMILはアニメで世界をハッピーにします。

こんにちは。

鋼の錬金術師(通称:ハガレン)には多くのキャラクターが登場しており、中でも素敵なおっさんが目を引くことが多々あります。

当方、基本美少女キャラが好きなんですが、ハガレンではおっさん派です。もちろん魅力的な女性キャラも多いですよ!

今回は、数あるおっさんの中で「キング・ブラッドレイ」の魅力について語っていきます。

本記事ではネタバレが出てきます。閲覧にはご注意ください。

キング・ブラッドレイって誰?

ハガレンはアメストリスという軍事国家が舞台となるのですが、統治する軍の最高責任者、それがキング・ブラッドレイです。

高い戦闘力と統率力で、殲滅戦を行ったり時には敵勢力に容赦のない作戦を敢行したりと独裁者として恐れられる存在です。

ブラッドレイの本当の正体

国家のトップに君臨するブラッドレイですが、その正体はなんとホムンクルス(人造人間)だったのです。

ハガレンでは、アメストリス国の人間を利用して神の力を手に入れようとしているホムンクルス一派が出てくるのですが、その一員だったわけです。

悪役のはず、でも魅力的

国民を犠牲にして神の力を得ようとするホムンクルス軍団。当然主人公目線から見ても悪役です。

しかし、作中でブラッドレイはケガをしたエドワードにフルーツを差し入れに来たり、ひょんな噂から勝手に計画された国家錬金術師対決をあっさり許可したり、アロハシャツで視察にでかけたりとなかなコミカルな部分があります。

その一方で、死に際に妻に残す言葉は無いのかと尋ねられた時に「なめるなよ。あれは私が選んだ女だ。」と言い放ちます。
ホムンクルスたちは人間を見下すような思想を持っているのですが、人間の奥さんを自分で選んだわけです。見下すべき人間であっても、自分で選んだ人はしっかり愛する、そんな一途な一面もあるのです。

気さくな時もあれば、冷酷な時もあり、時には人間らしい一面ものぞかせる、そんなところにギャップを感じてしまい、ブラッドレイは敵役でありながらもとても魅力的に思えました。

最後に

ハガレン初期ではブラッドレイは偉い立場なのにとても気さくな人で面白いと思っていました。

途中でホムンクルスであるということが発覚し、驚きを通り越して少しショックだったのを覚えています。

なので、敵勢力でありながらもエドワードたちの仲間でもあるといった立ち位置に期待したのですが、ブラッドレイは最期まで敵でしたね・・・。

ただ、主人公にとって悪である存在なのに、死に際がとても寂しくなるような敵キャラってそうそういないんじゃないでしょうか。