[機動戦士Zガンダム]シャア弱体化?クワトロ・バジーナとは!?

愛をこめて

機動戦士ガンダムが好きなあなたへ

ABOUT US
アバター画像
PITMIL EDITOR
PITMILはアニメで世界をハッピーにします。

クワトロ・バジーナとはエゥーゴの幹部の1人で、その正体は旧ジオン公国で赤い彗星の異名を持つエースパイロット、シャア・アズナブルで機動戦士Zガンダムの登場人物だ。

シャアを名乗っていた頃に比べると弱体化したなどと言われてしまうクアトロ大尉だが、個人的にはこのクワトロ・バジーナの時代が1番好きなので是非ここで取り上げていきたい。

今の私はクワトロ・バジーナ大尉だ

「今の私はクワトロ・バジーナ大尉だ、それ以上でもそれ以下でもない」と少しキザな言い回しで自身の正体をはぐらかすクワトロ大尉だが、わりと周囲には正体がバレているところがそもそも少しマヌケでカワイイ(笑)

そしてその周囲からはエゥーゴの指導者としての活躍を期待されているが、本人はモビルスーツに乗る事を楽しみパイロットである事に拘り、また部下を育てることにも関心を持ち、偶然巡り会ったカミーユの素質に気付きニュータイプによる革新の可能性を期待するのであった。

これが若さか・・・

そんな責任逃れな感じ(のように見える)で自分の正体を誤魔化すクワトロに、期待をして目を掛けてきたカミーユは「そんな大人、修正してやる!」と殴り掛かる!

カミーユのパンチはクワトロの顔面にヒット!「これが若さか・・・」と涙を流しながら吹っ飛んでいくクワトロの姿にはシャアのカリスマ性を感じることも出来ず、次なる若者への世代交代すら感じさせられる。

この時点でのクワトロがまだ、若干27歳という若さなのも泣ける(笑)

私はいつも独りの男だった

お年頃になったクワトロだが、女性の扱いが分かってない不器用なところもまたカワイイ(笑)

正式に恋人という仲ではないにせよ少なからず男女の関係にあったレコアに対して「私はいつも独りの男だった」と彼女の想いも考慮せず口を滑らせているのは失言だろう。

こうしたすれ違いを経てレコアはシロッコの元へと行ってしまうが、クワトロがいつまでもちゃんとした恋人を作れないのはララァの存在がやはり大きいのかも知れない・・・。

まだだ、まだ終わらんよ!

そんなこんなですっかりカリスマ性を失い弱体化したなどと囁かれるクワトロですが、最終局面ではハマーンのキュベレイとシロッコのジ・オに追い詰められながらも「まだだ、まだ終わらんよ!」と百式で奮闘する。

結局この戦闘において一時的に行方不明となりこの物語は幕を閉じるが、決してシャアが弱体化したのでは無く、指導者としての責務への迷いや女性の扱いの不器用さ、ニュータイプの可能性への期待など、より人間味を出して来たからこそクワトロというキャラクターは魅力的なのだと思うのです!

尚、本当にこれではまだ終わらず、後にシャアはとんでもないことを起こすのですが、それはまた別の機会で・・・。