愛をこめて
鬼滅の刃(作品名)が大好きなあなたへ
後藤さんの優しさがつまったカステラ
後藤さんが炭治郎の回復を願ってカステラを差し入れするシーン。
皆さんは覚えていますか？
どうしてカステラなのか？ 当時のカステラってどんな食べ物なのか？
カステラを深掘りすることで、登場回放送後にはX（旧ツイッター）でトレンド入りする“もはやメインキャラ”な後藤さんの愛情を感じちゃいましょう！
登場シーン
後藤さんが炭治郎へカステラを差し入れするシーンは「刀鍛冶の里編」第1話。
「遊郭編」での戦いから意識が戻らないという炭治郎のために買ってきたのです。
鼻のよい炭治郎であれば、高級菓子であるカステラのにおいにつられて目を覚ますのでは？ と考えたのでした。
実際には、後藤さんが訪れる直前に意識を取り戻していた炭治郎。
炭治郎が目覚めていることに驚いて、後藤さんはカステラを皿ごとベッドの上に落としてしまいました。
そのとき、4切れ中1切れが床に落ちてしまっています。
せっかくの高級菓子・カステラがもったいないですね……。
当時のカステラってどのくらい高級なの？
カステラの歴史
室町時代の終わりごろ、開港したばかりの長崎港を訪れたポルトガル人。
彼らの焼き菓子が日本に伝わり、日本独自のお菓子として発展したのがカステラです。
江戸中期にはすでに日本のお菓子として、江戸城でも外国使節の接待に出されていたのだとか。
鬼滅の舞台 大正時代のカステラの値段
鬼滅の舞台は大正時代初期と考察されています。
このころのカステラは庶民には縁遠い高価なお菓子で、初任給の３分の１くらいの値段だったそう。
江戸時代から戦前にかけては、滋養の高い食べ物として結核患者に食べさせることもあったようです。
高級品をプレゼントできる後藤さんって？
後藤さんは、戦闘はせずに戦闘後の処理を担当する部隊「隠（かくし）」の隊員です。
年齢は23歳と若いですが、他の隊員へ指示を出す様子が描かれていることから、鬼殺隊の中でもそれなりに長いキャリアを持つと推測されています。
公式ファンブックによれば、鬼殺隊の初任給は現代の物価で20万円。
一般企業の初任給と同じくらいでしょう。
後藤さんのキャリアからすると、もう少しもらっていると思われます。
そうだとしても、私たちの今の感覚で6～7万円のお菓子をあげるというのは、とても男前な行動ですよね。
まとめ：後藤さんって優しい！
炭治郎の回復を願い、高級菓子のカステラを差し入れしてくれた後藤さん。
後藤さんが前線で戦う隊員を尊敬していること、炭治郎個人を気にかけていることが伝わってきます。
後藤さん……いい人すぎるよ……！
アニメ「鬼滅の刃」もいよいよ最終決戦。
愛されモブ・後藤さんのこれからの活躍を大いに期待しましょう！！
そういえば、そういうシーンもあったなぁ。
あれ？ でも、カステラってそこまで高級だったっけ？