愛をこめて
鬼滅の刃が大好きなあなたへ
伊之助はなぜイノシシを被っているの？
圧倒的美形でありながら、常にイノシシの皮を被りつづける嘴平伊之助。
戦闘では、イノシシの皮を被っていたおかげで敵の攻撃が効かないという、偶然にも会心の効果を発揮したことも。
でも、伊之助は一体どうしてイノシシの皮を被り続けているのでしょう。
今日はその理由に迫ってみました。
被っているのは、伊之助の育てのお母さん
伊之助がイノシシを被っているのは、その生い立ちに関係しています。
伊之助は実は、赤ちゃんのころに実の母親と離れ離れになり、崖から落とされてしまいます。
そんな赤ちゃんの伊之助を助けてくれたのが、野生のイノシシ。
イノシシが伊之助を助けた理由は公式でも明かされていません。
ただ、自分の子どもを亡くしてすぐのタイミングで、伊之助を助けたようです。
一度は実の子を亡くしている悲しみから、多種族とはいえまだ助けられる赤ちゃんを放っておけなかったのかもしれませんね。
イノシシはその後も、伊之助を実の子のようにかわいがって育てました。
イノシシの皮は、伊之助にとって大切なお母さんの形見なんですね。
伊之助の育てのお母さんは“山の王”！！
伊之助を育てたイノシシは、その山で誰よりも強い“山の主”でもありました。
伊之助も作中で自身のことを“山の王”と呼んでいます。
お母さんから山一番の強さを引き継いでいるのですね。
形見であり、強さの証でもある
伊之助にとって、イノシシの皮はお母さんの形見でもあり、“山の主”を引き継いだ証でもあります。
お母さんの強さを引き継ぐことは、伊之助にとって親子の絆そのものなんですね。
ほわほわする記憶と強さへのあこがれが詰まったイノシシの皮。
それを片時も離さず被っている伊之助の心中を想像すると、ぐっとくるものがあります。
とってもかわいくてかっこいい息子に育った伊之助を、イノシシのお母さんもきっと誇らしく思っていることでしょう！
けなげな息子でもあり、誇り高い“山の王”でもある伊之助を、これからもみんなで応援しましょう！
