愛をこめて
ガンダムSEEDシリーズが大好きな方へ
公式が対策しつつもネタバレ情報を解禁したこと、公開から1週間経過して大方観たかった方は劇場に足を運んでいるのでは?ということで、急な被弾には配慮しつつガッツリネタバレ込みのお話と筆者の当時の感想をのせていきます。
やっぱやめとこう!と思った方はここで引き返すことをお勧めします!
ネタバレ注意
Contents
遂に救われた!!待っていた!20年前に見たかったものがそこに!
筆者は《シン》と《デスティニー》が本当に好きで、放送当時のあまりの不遇さに子供ながら正直めちゃくちゃがっかりしたSEED世代どストライクの人間です。
映画を観た方はわかるでしょう、もう本当にうれしかった!!!!
反応をみてニヤニヤしたい人、劇場版だから語りにくいと思ってる人さまざまいると思います。
ここからは熱量そのままお届けするので満足いただけたら…!!
まだ観てないけどどうだったのかな?と思った方、多分観に行きたくなると思います(笑)
*《シン》についてのお話なので物語についてなどは若干省き気味です
”らしさ”全開!!
やはり彼はワンコでした。
《キラ》に認められたくて戦闘でもなれない事をして頑張るけど、みんなを一歩退かせて結局単独で暴れに行っちゃう彼の姿をみて「頼りにされてないなぁ…」ってなってた《シン》ですが、最終決戦でついに《キラ》に「頼むよ」と言われた時のあの嬉しそうな顔と返事!!
パーティではプレートに山盛りでご飯を盛りまくってモグモグしてたかと思ったら《ルナ》と《アグネス》のいやーな雰囲気の会話に「なんの話~?」と能天気に入ってくる。
テロリストに扮して船に戻った時におふざけで《ルナ》に銃を突きつけたら思いっきり負けて
やばい!撃たれる!俺だよ!!って焦ってメットを取ったら泣きながらビンタされる。
などなど…やっっと”年相応のガキ”が前面に出てこれる環境になったんだなぁ(しみじみ)
今まではキレキャラ感が強かったけど、もとはこういう感じのキャラだったというのがわかって
傷は癒えてないにしても前向けてるのがわかって嬉しかったですね~
公開前にシンだけ頭を下げなかったシーンの真相
これについては礼が遅れただけでしたね(笑)
相手のことが気に食わなかった説とかいろいろ出ていましたが、本当に遅れただけでした!
まあー初めて《アウラ》と相対したらそうなるかも…(あのなりであの喋りはね…)
今度は自分が守る
物語序盤で《イモータルジャスティス》に登場し、ぎこちない動きをしながらも頑張って《キラ》の不殺戦法を真似てみたり、シールドで安全確保させつつ的確な立ち回りで民間人を逃がしたりなど、ただ戦うだけじゃない!という姿を見せつける!!
「DESTINY」を観た後だと、色々条件が悪かった中でもここまで活躍してる時点でだいぶいい感じゃないか!?となりましたね~(鑑賞時はまだその後の活躍をまだ知る由もなく…)
しっかりノルマ回収
やりやがりましたね、もうさすがすぎるとしか…
元祖ラッキースケベ令和に再び――
ブラックナイトスコードの攻撃で窮地に陥ったところを《ヒルダ》に救出され、あ~よかった危ない…と思ったその矢先!コクピット内で思いっきり胸を鷲掴みにして睨まれる!!
そして《シン》本人は気づいていないのが本当に…(笑)
やっぱアスランは…
和解はしてるしリスペクトもしてる…だろうけど、絶望的に相性がやはり悪いんだなぁ…
《キラ》と《アスラン》の喧嘩シーンでは一応《キラ》に対して正論を言っている《アスラン》をめがけて殴りに行って《ヒルダ》に押さえられながらも尚殴りに行こうとするというある意味ブレないムーブもかましており、本当に流石としかいいようがない…
まさかの登場と活躍
デスティニーだぁ!!
まさかの登場!《シン》の無邪気な声が印象に残っていますね~
鑑賞中の筆者もまさか出てくると思ってなかったので全く同じ反応で喜んでしまいました(笑)
そして「《デスティニー》なら…」って悪そうな顔してるのもよかった!!
*後で気づいたんですが、配色が《レジェンド》なんですよね…
デスティニープランのフラッグシップ機だからそれを否定した陣営が使うなんてことはできないよな…と思って半ば諦めて観ていたらデスティニープランを否定するため最大の切り札でありながら《デュランダル議長》の提唱した「適材適所で皆に最適な活躍の場を提供しよう」という本来の考えを守るための《デスティニー》という訳わからないレベルで熱すぎる展開での登場!!
*計画自体は同じだがファウンデーション陣営は個人の尊重ではなく選民思想だった。
しかも中身がアップデートされてパワーアップしてるだって!?!?
どうなんだ!?最新鋭のMS相手にいけるんか!?!?
幼い頃に晩ごはんを食べながら最終決戦を楽しみに観てたらあっけなく倒されてしまって
本当にガッカリしたあの頃の自分が喜ぶ活躍はあるのか!どうなんだ!!
20年越しのシン・アスカ、デスティニー無双
こないだはジャスティスだったから負けたんだ!
デスティニーならお前らなんかに!!
正直フフッってなりましたね、本当にどこまでも彼らしい(笑)
ジャスティス”だから”、お前ら”なんか”
色々仕方ない状況だったとはいえ、普通は一度敗北した相手に言える言葉ではない!
MSの性能の差が…なんて言いますが、彼の場合はそういう話ではないのだ!!
しかし思考を読んで行動するアコードたち!
いくら有効打の多い《デスティニー》でも旧式機…さあどうやって切り抜けるんだ??
さあ暴れる姿をたくさん見せてくれ…
こいつ、考えてないのか!?
種割れした《シン》は自身の反射能力だけで対応!まさかの相手4人を翻弄!?
あまりの力業に「お、おお!いいぞ!!」と若干のクスっとしながらも彼らしさの爆発ぶりに
ヒーローものを観る子供かのように盛り上がってしまいました(笑)
しかしすんなり倒せるわけもなく、ついに”あの”精神攻撃を仕掛けてきた!
メンタルボロボロだったとはいえ《キラ》すら取り込んだアレだぞ!大丈夫!?
こいつの闇は”深すぎ”る…!
ステラだぁぁぁ!!!!!守りにきたーーー!!
え、えええええええ!?あれじゃん!某呪〇の何骨くんの彼女だっけ!?(某作品はミリしら)
あまりにもボロボロすぎる境遇故にアコードたちは戦慄…あの不遇さは伊達じゃない。
単純な強さでねじ伏せる他なくなったアコードは残像によるかく乱で数をぶつけてやろう!
作戦を講じて《デスティニー》を追い詰めようとしたが…
そんな寝惚けた分身が通用するかぁ!!
そうだよね!
その技術は《デスティニー》が先に使っていて、パイロットもそれについては熟知してる
はずだからそんな生半可な攻撃通用するわけもないk…
分身はこうやるんだぁっ!!
…え?残像じゃなくて分身!?さあいよいよ脳の処理が追い付かなくなってきました!
めっちゃ数増えてるしフレームは赤色に発光し始めた!?
この辺からあの頃の雪辱を果たすこの暴れようと彼のノリに圧倒されて
「うおおおお!《シン》やっちゃえーー!!」
と童心に帰ってただただ純粋に楽しむ人になっていましたね(笑)
たくさん見たいな~って思ったけど、たくさん出します(物理)は聞いてない!
さらに最後は《ヒルダ》に仲間の敵討ち(分身を利用したジェットストリームアタック状態)をさせ、残る3人を恐怖と混乱の渦に陥れ、武装を使いつくして見事に1対4を無傷で勝利!!
あんたバケモンだよ…(笑)
そして最後は今度は自分がオーブを守る側として《レクイエム》を破壊!
BGMも相まって本当にラストの戦闘シーンは最高すぎた!
まさか本当に待ち望んでいた展開を200%増しにして出してくれるとは…
実際分身はどうやってるのか?について
中身の動力が強化されていることからミラージュコロイドの出力も上昇し、残像が限界だった
ものが遂に分身にレベルにまで強化されたという考察が有力と思います。
コミック版(どれかは忘れましたが…)に「デスティニーにはもう一段先がある」という話もあったので、これがその一つ上なのではないかとも思われますね~
ちなみにC.E.の技術進歩はめちゃくちゃ早いという設定があり、携帯がガラケーからスマホに代わっている!というアレもこの世界なら説明がついちゃいます!
感想(まとめ)
当時にタイムスリップさせて楽しませてくれた本当に素晴らしい作品でした。
劇場版までの間、面白い作品にはたくさん出会ってきましたが、ここまで盛り上がって
「やっちゃえ!!いけー!」ってなれたのは何時ぶりだったろうか…?
20年待ったみんなのお祭り・同窓会って感じが何よりよかったですね!
待つには本当に長い時間が経過しましたが、こうして観た後だと
「今やってくれて良かった」
という思いが強くなってきていますね。
懐かしさ・熱さ・ファンの想いの蓄積・20年で更にパワーアップした”ガンダム”
正直どれか一つでも欠けたらここまで「うおおおおお!!!」とはならなかったと思います。
そしてこれは一部の世代の意見にはなってしまいますが…
放送当時ぼけーっと観てたちびっこがこうして時が経って理解できるようになって観に行けるようになったというのが何より熱く、後で「これはこういうことだったのかー」ではなく、本当に
完全所見状態ですべてを理解できるという楽しさをSEEDで味わえたのが何よりもよかった!!
今回は《シン》にのみフォーカスを当ててお話をしましたが、まだまだ話せちゃうのが怖い!
脱線して長くなりそうなので今回はここまで!ありがとうございました!!
PITMIL
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