オカリンってまゆしぃのことが好きなんじゃないの？【STEINS;GATE】

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STEINS;GATEは、2011年に放送された科学サスペンス系の代表的なアニメの一つである。物語の一番のテーマは「タイムトラベル」。過去に影響を与えることによるタイムパラドックスに、主人公である岡部倫太郎（通称:オカリン）が挑む。

オカリンとまゆしぃの関係性

そのオカリンの幼馴染として登場する椎名まゆり（通称:まゆしぃ）。二人はとても仲が良く、どうせこの二人の恋愛関係が描かれるのかと思いきや、待った別のヒロイン牧瀬紅莉栖（通称:クリス）とくっつくのだ。

えっ？オカリンはまゆしぃのことが好きなんじゃないの？

出来る限り深堀りしていく。

家族愛的な感情

オカリンとまゆしぃは幼馴染であり、オカリンはまゆしぃをとても大切にしている。でもそれは、彼はまゆしぃを「守るべき存在」として意識していることであり、恋愛対象というよりは妹や家族のような気持ちからだと思われる。

まゆしぃの性格は非常に無垢で純粋である。

そのような「清く尊い存在」であるまゆしぃを守るのだという、恋愛というより家族的な愛情に近いのだ。

紅莉栖との違い

物語を通じて、オカリンの恋愛感情が向けられていくのはクリスである。オカリンとクリスは物語の序盤は言い争いが多いが、徐々にお互い理解し合い深い絆を築いていく。物語が進むにつれ、まゆしぃを助けたいという愛情とクリスを助けたいという愛情は明らかに異なってくる。

そのことをオカリンもクリスも自覚していき、クライマックスでの告白シーンに繋がっていく。

まゆしぃ自身の言動

実は、まゆしぃ自身もオカリンに対して恋愛的な感情を抱いているわけではない。彼を「オカリン」と呼び、いつもくっついてまわるほど特別な存在としているが、やはりそれは家族や友人としての愛情なのだ。

まゆしぃの行動やセリフからは、オカリンを恋愛対象として意識している様子は見られない。

物語全体を通じてまゆしぃがオカリンに対して抱く思いは、家族愛や安心感のようなものであり、恋愛的な対象としては描かれていないのである。

요약

アニメ第1話を見てみると二人は非常に仲が良く、このまま恋愛関係として発展していくのが定石かと思われたが、それは恋愛としてではなく家族愛的な感情として消化されていくのが新鮮であった。

二人の関係性だけでなく、タイムトラベルの難しい科学理論も深堀りされており、非常にストーリー性のある人気の高いアニメなので、見たことのない人は是非見ていただきたい。