愛をこめて
SLAM DUNK(スラムダンク)が好きなあなたへ
1990年10月に連載開始した【SLAM DUNK】
もう30年以上経つんですね〜そんなに昔のような気がしないのは映画も含め、バスケットが盛り上がっているからだと思います。SLAM DUNKファンとしてはうれしい限りです。
【日本チームの五輪出場が見たい。「スラムダンクを読んでバスケを始めた。」という子供たちが、大きくなってやってくれたら………オレは泣くぞ。】
作者の井上雄彦先生が31年前に発売された、単行本9巻のカバー折り返しに書いていたコメントです。
バスケ日本代表がパリ五輪行きの切符を手に入れ、このコメントが話題になったのは記憶に新しいと思います。
SLAM DUNKの湘北高校バスケ部にとってなくてはならない存在のキャプテン【赤木剛憲】
花道が想いを寄せる赤木の妹・晴子と兄妹だと知ったときは驚きましたよね。
花道が疑うのも無理はありません。だって似てないんですもん‼️
今回はゴリこと【赤木剛憲】にスポットを当てどんな人物なのか探っていきたいと思います。
Contents
《目次》
【赤木剛憲】
湘北高校バスケ部の主将【赤木剛憲】は小学生からバスケ一筋だったようです。
こう見えて成績優秀です。そして曲がったことが嫌いできれい好きだとか。
実力は全国区でしたが、チームメイトに恵まれず神奈川県予選で敗退を繰り返していました。
そんな赤木の目標は全国制覇‼️
ストイックがゆえにチームメイトから忌み嫌われていましたが、揺るがぬ信念を持ち続けバスケと向き合ってきたことで、はじめて全国の舞台に立つことができました。
並のチームがここまでこれたのはチームの大黒柱”赤木”がいたからこそ。
早速問題児が多い湘北高校バスケ部をまとめるキャプテン【赤木剛憲】を詳しく見ていきましょう。
プロフィール
- ポジション:C(センター)
- 背番号:4
- 学年:3年生
- 身長:197cm
- 誕生日:5/10
- 愛称:ゴリ・ダンナ
C(センター)はインサイドで得点を狙うゴールに最も近いところでプレイするポジションです。
リバウンドをいかにたくさん取るかが重要になってきますので、身長が高く力のある選手が多いです。スクリーンアウトがきっちりできるかどうかが勝敗を左右します。
チームの大黒柱とも呼ばれています。ゴリにピッタリのポジションですね。
スクリーンアウトとは?
相手にリバウンドを取られないように自分の体(背中)を壁として、リバウンドを取りやすいポジションを確保することです。花道に教えてましたよね。
花道からは”ゴリ”リョータからは”ダンナ”と呼ばれています。
過去には流川が”ゴリ”と言いかけたり、晴子も”ゴリ”と連発しよろこんでいた描写がされています。うれしくて我を忘れる晴子さん、かわいいですね〜
兄妹出身中学
ゴリと晴子は出身中学が違います。
ゴリは木暮と同じ北村中ですが、晴子は四中です。
なぜなのかは作者の井上先生のみぞ知るところですが、気になりますよね。
私は引っ越ししたのではないかと思っています。
一年のときからずっとだ
神奈川No.1の王者海南との試合前、仲間に自分の思いを告げるシーンです。
オレはいつも寝る前にこの日を想像していた…湘北が…神奈川の王者海南大附属とIH出場をかけて戦うところを毎晩思い描いていた
一年のときからずっとだ
海南と戦う日をずっと待ち望んでいた赤木の強い思いが感じられますね。
1年生のときから勝ちにこだわり、先輩に何を言われようが強くなるために努力してきた赤木がチームメイトに恵まれ、はじめてこの場所に立てるうれしさも感じられます。
いいからテーピングだ!!
骨が折れてもいい…歩けなくなってもいい…!!やっとつかんだチャンスなんだ…!!
海南戦でリバウンド後、相手選手の足を踏み捻挫してコートを去り、赤木を手当をするために一緒にいたアヤコに対して放った言葉です。
いいからテーピングだ!!
夢だった全国の舞台への切符を手にするチャンスを、今ここで無駄にするわけにはいかない、コートに戻って最後まで戦うんだ‼️という赤木の強い決意が表れていますよね。
一瞬たりとも油断するな!!!
豊玉戦の後半で湘北がリードし、点差が開きはじめ焦っている相手チームの南らが恩師の北野と再会し、その後の試合で彼らの顔つきが変わりました。
湘北チームの面々が勝った気でいるところに赤木が喝をいれます。
いいか!!一瞬たりとも油断するな!!!
全国大会です。何が起こるかわかりません。
最後まで気を引き締めて試合にのぞめと、自分自身にも喝を入れ直したのではないでしょうか。
震えが止まらん
IH初戦の豊玉戦前日夜、同じ部屋だった三井と木暮にこう言いました。
震えが止まらん
全国制覇という夢に近づく一方でいろんな思いもあったでしょうし、怖い反面うれしさもあったのかなと思います。
木暮の存在
ともにバスケ部の赤木と木暮。
バスケに対してストイックだったため楽しくやりたいという部員たちが離れていく中で、最後まで赤木の勝ちたいという思いに共感し、ともに過ごしてきた人物こそ木暮です。
”湘北名物飴と鞭”と言われ、注意する赤木に対してフォローする木暮のバランスのよさが湘北バスケ部のいいところでもあるのではないかと思います。
同じ夢を追い続け、一緒に戦い続けてくれた木暮がいたからこそ今の赤木があるのではないでしょうか。
赤木にとって木暮は同志であり友人であり、なくてはならないチームメイトですよね。
竹中先輩(映画)
🎵そ〜もそ〜も無理〜どうせ無理〜
ひ〜とり(パンパン)ぼっち(パンパン)ひ〜とり(パンパン)ぼっち(パンパン)…
という歌詞付きの音楽とともに倒れた赤木の意識の中に登場する、もじゃもじゃ頭のイヤミな先輩・竹中です。映画観た人なら心に残るシーンですよね。
赤木がバスケにストイックなため、楽しくバスケをやりたい竹中とは合わず、自分の引退後は赤木の独裁政治がはじまると言い残し、そしてそんなお前についてくるやつは誰1人いないだろうと…
もうこのまま目を閉じてもいいかと思いながらも目を開けると、そこには赤木を覗き込む4人の姿があります。
1人じゃないと、ともに同じ夢を志し戦う仲間がいると…
赤木が今までやってきたことが間違いじゃなかったと証明された気がしました。
ゴリを心配そうに見つめ、手を差し出しゴリを起こすシーンもまた印象的でした。いい仲間と出会えてゴリは幸せだね。頑張ってきてよかったね‼️
まとめ”ゴリ”こと赤木剛憲
今回はゴリこと【赤木剛憲】にスポットを当てて人物像に迫ってみました。
赤木は曲がったことが嫌いで、バスケに真摯に向かいすぎるがゆえに人と衝突することも多いですが、自分の信念を曲げない強さがあります。
そんな赤木の周りには、自分が全てやらなくてもいいと安心して任せられる、ともに戦ってくれる仲間がいます。
キャプテンという重圧の中、数いる強豪校の相手と戦うことができたのは、最高の仲間と出会えたことが大きいのではないでしょうか。
花道とのシーンは笑えてしまうおもしろいところも多々あるので、バスケを愛するストイックな赤木とは違う一面を見ることができます。
みんなの頼りになる存在の赤木。赤木なくして湘北チームは成り立たないと思います。
そんな赤木はやはりチームの大黒柱ですね‼️
このチームは…最高だ…
日本代表の渡邊雄太選手はSLAM DUNKが大好きでセリフも言えるくらい何度も読み返してたとか…