愛をこめて。
「進撃の巨人」が好きなあなたへ。
皆さんこんにちは。
ついに…!ついにあのアニメ、進撃の巨人The Final Season完結編(後編)が放送され、アニメが完結しました。
いやぁ…Final Seasonシリーズが続いていた時は「はやく完結しろよ!!」なんて思っていたのですが
いざ完結してしまうとロスが激しいです…w
心にぽっかりと穴が開いた気分で、翌日の仕事にまで影響をもたらしてしまいましたw
さっそく感想を語り合いましょう^^
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Contents
目次
- 最高の戦闘シーン
- 戦いの先に、終わりはあるのか?
- 諦めたと思われた、その瞬間!?
- なんや可愛すぎるやんそれ。ピーク。
- 往生際の悪い、調査兵団
- あっさりとした最期のジーク
- 戦いの先に、終わりはあるのか?
- 人生とは。生きる意味とは。
- 何の為に増えようとするのか。
- アルミンと、ジークと、考える自分
- それぞれが違う意味をもつ
- エレンはただの悪者じゃない
- やっぱり親友・アルミン
- 親友・アルミンにだけ見せた姿
- 最後まで美しすぎたヒロイン、ミカサ
- 進撃の巨人があるこの時代を生きていてよかった(まとめ)
最高の戦闘シーン
まずはなんといっても戦闘シーンのクオリティの高さ。
進撃の巨人はアニメ作品の中でも戦闘シーンのクオリティは非常に高い作品だと思います。
戦いの先に、終わりはあるのか?
冒頭では、エレンが操る始祖の巨人の背中の上で必死に戦う調査兵団の姿が描かれていましたね!
歴代の九つの巨人が出てきたシーンは、原作を忠実に再現していて鳥肌モンでしたよ。
個人的に印象に残ったシーン、アツい戦闘シーンを抜粋してお伝えしますね!
諦めたと思われた、その瞬間!?
ファルコ操る羽の生えた顎の巨人が登場したシーンでは、思わず、これこれ!待ってました!ってなりましたw
ミカサがアニメ第7話のように、語彙力皆無の宣戦布告をしたところアニがかぶせるような形で
「ミカサ!あんたちょっとそこ邪魔!!」
と言い放ち、一度は戦いを降りたはずのアニもまた参戦するといったアツい展開。
いやもう。冒頭20分で最高っすわ。
にしても、ファルコは2回目の巨人化でなぜここまで操ることができたのでしょうか。
また新しい考察ポイントが出てきましたな…( ̄ー ̄)ニヤリ
原作に忠実に再現してくれたのは、本当に嬉しかったポイントだわ。見たかったところがアニメになると本当に幸せな気分。
なんや可愛すぎるやんそれ。ピーク。
車力の巨人を操るピークちゃんは、エレンの首元に爆弾を仕掛け、
爆発まであと一歩のところで戦槌の巨人に行く手を阻まれてしまいました。
ピークちゃん絶体絶命!!危ない!!と思っていたら、
なんと自力で抜け出し骨の上を駆け下りてまた巨人化するといった荒業をかましました。
その駆け下りる仕草が可愛いのなんのって。
「ああ、私も立体起動装置使えたらな。」といった言葉には、あんなに敵対視していた調査兵団の事を尊敬しているともとれる一言だと感じました。
SNS上では、「千尋走り」とも称されていましたw
ピークちゃんの千尋走りで草
— お肉 (@oniku729) November 4, 2023
往生際の悪い、調査兵団
ライナーが始祖が操る超大型巨人に頭部を食べられた時、ライナーを危機一髪救ったのは同期のジャンでした。
そこでの2人の会話にて、
ライナー「まだ…勝てると思うか?」
ジャン「いいや…でも、せめて、死ぬところまであがいてみようぜ。俺たちは、往生際の悪い調査兵団だからな。」
と、俺は、というのではなく俺たち、と言ったことにライナーへの仲間意識があるんだと。まだ同期の調査兵だと思っていると。
そういった意図が感じられましたね。
ここは胸がすっごくアツくなったわ。ジャンって本当にいい男よね。
あっさりとした最期のジーク
リヴァイはエルヴィンとの約束を果たせていないことをずっと根に持っていました。
その約束は、「ジークを打ち取る」こと。
ジークは「道」にて”生きる”事の目的を知り、過去の九つの巨人継承者に助けを求め、自らも「道」から脱出することができたのです。
リヴァイはそんなジークを見て驚いたようですが、その後しっかりと首を打ち取っていました。
実はこのシーン、原作だとリヴァイがジークを見つけ、少し驚き、その後サクっと首をはねる。みたく描写されていたんですが、
アニメだと驚きももっと再現されていましたし、リヴァイの「やっとの想いで。」といった感じがうまく伝わる映像になっていました。
それぞれのシーンが、どんな描写で描かれるかな?ってワクワクしながら見るの本当に楽しかったわ。
人生とは。生きる意味とは。
アルミンがオカピ(?)に捕まり、その後「道」を彷徨っていたシーン。
そこでアルミンは、同じく「道」を彷徨っているジークに出会いました。
そこでの会話の内容からです。
何の為に増えようとするのか。
ジークは当初、「安楽死計画」を計画していましたよね。
エレンの始祖の力と、ジークの王家の血筋を使うことで、始祖本来の力を使い、エルディア人に子供ができなくするようにする計画。
その考えは始祖ユミルには受け入れられず、ジークは目的も見いだせず「道」を彷徨う人となってしまったのです。
ジークは幼少期から酷い扱いを受け育ってきたので、自分を含めなぜエルディア人が存在するのか、自分が生まれてきた意味とは何なんだ。と考えていたのです。
よくよく考えると、現実世界の私たちも「何のために生まれてきたか」なんて答えが見つからないわよね。子孫を残そうとするのは本能的なもので、理由なんて考えたこともなかったわ。
アルミンと、ジークと、考える自分
この場面では、思わず自分も深く考え込んでしまいました。
増えようとする意味とは、一体何なのか?
そこでアルミンは、砂の中から枯葉を一枚拾い上げました。そして、
「丘にある木に向かって、走り出した。その時、僕はなぜかこう思った。
ここで3人でかけっこをするために、生まれてきたんじゃないか、って。」
そうつぶやいたんです。
その時、アルミンが持っていた枯葉は、ジークには野球ボールに見えていました。
それぞれが違う意味を持つ
ジークに見えていた野球ボールは、幼い頃クサヴァーさんと一緒にキャッチボールをしていた時のものでした。
ジークにとっては、それがかけがえのない時間であって、そのために生きていたといっても過言ではない。
つまり、生きる意味とはその人それぞれで違うのであって、
日常のなんでもないところに「生きる意味」はあるんだと。
そして、その「生きる意味」のために人類は増えようと、必死に生きようとするんだと。
そう思いました。
深いッ。深いわ。面白いの一言じゃ片づけられないほどの物語の内容の深さ。一緒に考えることができて、自分も物語に溶け込んでいる気分になっちゃったわ。
エレンはただの悪者じゃない
戦いのすべてが終わった時、全員が失っていた記憶を取り戻しました。
それは、エレンが始祖の力を使って同期の全員に「道」の中で会って、それぞれに結末を話していたこと。
ピークが「私もエレンと話してみたかったな」と言っていたので、104期生の同期にだけ個人的に会って話をしていたと推測します。
やっぱり親友・アルミン
アルミンに、本当の事を話していましたよね。
勲章授与式にて、エレンは進撃の巨人の能力で今後の未来をすべて見てしまったのです。
そのために進み続けた。
つまり、自分の意志ではなく決まっていた未来のために仲間を巻き込んでまで進み続けたとのこと。
一番つらかったのは全てを知ってしまったエレンだったってわけですね。
にしても虐殺なんて。他に方法があったんじゃないかしら?もし、エレンがこの未来を無視したら、もっと酷い世界になっていたのかしら。こうする以外の方法は、本当になかったのかしら。
親友・アルミンにだけ見せた姿
ここであの、激カワ&クソださヤンデレエレンの登場です(笑)
アルミンの「エレンの事を忘れて、誰かと幸せに生きていけると思う?」の問いに対して…
「嫌だッ…そんなの嫌だ!ミカサに男ができるなんて…!一生俺だけを想っててほしい。俺が死んだ後もしばらく…10年以上は引きずっててほしイィィ…(泣きながら)(震えながら)
なんて(笑)
え?今までの貫禄どうした?誰?
結局ミカサの事大好きなエレン君でしたね。カワイイ。クッソだせぇ。
”俺の事を大好きなミカサ”が好きって感じもするけどね。そうだとしたらただのクズ男だけどね。大好きなミカサを突き放してまでも、決められた未来を全うしたエレンはすごいわね。
最後まで美しすぎたヒロイン、ミカサ
ミカサは、”エレンを殺す”以外の戦いを終わらせる方法をずっと探していました。
しかし、心のどこかでは”エレンを殺さないと戦いは終わらない”と思っていたのでしょう。
ミカサは愛する人を、自分の手で殺すといった選択をしました。
涙が止まらないラストでしたね。ミカサ、よく頑張った。
調査兵団含め、全員よく頑張った。
こんなに残酷なことある?諌山先生、ミカサをいじめすぎよ。全員が幸せになる世界線求むわ。
進撃の巨人があるこの時代を生きていてよかった(まとめ)
いかがでしたでしょうか。
ずっと待ち望んでた完結編。その感想を改めて記事にしていたら涙がこみ上げてきました。
書ききれなかったこともたくさんありますが、感想&考察はその都度書きたいと思っています。
あと100回は進撃の巨人を最初から完結編まで見ないとな。と本気で思っています(笑)
この時代に生きていてよかった。
「この作品に出会う」ことも”生きる意味”なんじゃないかなと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
心臓を捧げよ!
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本っ当にいい作品だったわ。本当に。いや本当に。