愛をこめて
SLAM DUNK(スラムダンク)が好きなあなたへ
スラムダンクを語る上で外せない湘北メンバーの【流川楓】
クールで女子に全く興味がなくバスケのことばかり考えている、いい意味での”バスケバカ”は湘北バスケ部にとって欠かせない存在です。
今回はキャラクター投票でも、上位常連の人気を誇る彼にスポットを当てて見ていきたいと思います。
Contents
《目次》
【流川楓】
富ヶ丘中のバスケ部キャプテンを経て湘北高校に入学した流川。
流川の入学動機は【家から近いから】です。
安西先生のもとでバスケがしたいからではなくです。流川っぽいですよね〜
ちなみに陵南の田岡茂一監督の理想は魚住・仙道・三井・宮城・流川の5人からなるスタメンメンバーでしたが、ことごとくスカウトに失敗したそうです。
やられたらやり返す精神の負けず嫌いな性格のようです。それゆえに自分勝手と言われることも…
湘北のエースと言われ神奈川県IH予選ではベスト5と新人王に選出されていました。
そんな彼のプロフィールとともに名言・人物像も合わせて見ていきましょう。
プロフィール
- ポジション:SF(スモールフォワード)
- 背番号:11
- 学年:1年生
- 身長:187cm
- 誕生日:1/1
- 口癖:どあほう
SF(スモールフォワード)はチームのエースが多いポジションです。
中でも外でも得点が狙えるオールラウンダーですね。
自分で切り込んでシュートも打てるし、外からでも打てる…流川にぴったりのポジションですね。
陵南との練習試合の前に10番ユニフォームを渡されましたが、花道が無理矢理10番のユニフォームを奪ったため、1人ずつずれ11番になりました。
おまけ
流川と書いてルカワと読みますが、豊玉の選手達には【ナガレカワ】と呼ばれています。ルカワと読めなかったみたいですね。
流川の名前の由来ですが、作者の井上雄彦先生いわく「川がつくのがかっこいいと思いつけたかった。ラ行が珍しいらしいので”る”と読んだらいいな」と思いこの名前に決めたそう。楓は特に意味はないそうです。
体が覚えてらっ
豊玉のエースキラー南烈によるヒジ打ちを受け脳しんとうを起こし一時コートを去ります。
その後左目が腫れた状態でコートに戻った後半戦、宮城からボールを受け取った流川は遠近感がつかめない状態でシュートを決めます。
その時流川が…
体が覚えてらっ
何百万本打ってきたシュートだからと、片目が見えようが見えまいが関係ないってことですね。
その後のフリースローでは目を閉じて2本中1本決めています。自らの体の感覚を信じて…
そんなことできないですよね。そこにバスケに対する努力の結果が表れている気がします。
どあほう
流川と言えば「どあほう」が口癖ですが、花道にだけ言っているイメージがありますよね?
「てめーじゃねーんだ!マグレがあるかどあほう‼︎」などなど。
しかしちょいちょい他の人にも使っているようです。
花道と宮城に向かってため息をつきながら「どあほうが2人に…」
ミッチーを含めた3人を見て「どあほうが3人に…」
仙道よりうまいやつの名前が北沢と聞いていたが、実際は沢北だったと分かった時「北沢?沢北じゃねーか…どあほう」
その他にも三井のかつての不良仲間竜や海南の清田、そして豊玉の南にもこの言葉は使われています。
花道に対しては愛のあるどあほうだと思うのは私だけでしょうか。
なんぴとたりともおれの眠りを妨げるヤツは許さん…‼︎
ゴリにバスケ部入部時に趣味が何なのかを聞かれ”寝ること”だと答えた流川。
放課後屋上で寝ていたところを、花道を呼び出した堀田達に起こされた時に発しました。
そして授業中寝ている流川に怒った小池先生が、怒り狂って流川に詰め寄り注意していると眠りから覚めた流川が言った言葉でもあります。
なんぴとたりともおれの眠りを妨げるヤツは許さん…‼︎
寝ながら自転車運転(危険ですので絶対にやめてください‼️)も流川の特技?でもありますね。自転車乗ってる時は大概寝てます。そして人や車にぶつかっています。
豊玉戦前日イメージトレーニングをしながら”オレは日本一”と3回唱えたところで寝てしまうほどすぐ寝れてしまうのび太くん体質でもあります。
決勝戦の日も寝坊して遅刻してしまったこともあるようです。(アヤコさん談)
バスケやるか寝るかのどちらかの感じですもんね。
ちなみに自転車に乗ってる時に聞いている音楽は洋楽でプリンスの曲だとか。
バスケットセンス
富ヶ丘中出身の流川ですが、中学時代ポジションは特に決まっていなかったと自己紹介で言っています。富ヶ丘中に入ってきた時すでにかなり上手かったようです。(アヤコさん談)
中学時代の試合で流川相手に3人のマークがついた時、その3人の上から4本のダンクを決めたという逸話もあります。その試合では1人で51得点もあげたとか。
5人チームなので3人マークについてしまうと、残りの2人であとの4人をディフェンスしなければならないのですが、そこまでして止めたいと思わせる流川…すごいですよね‼︎
シュートの打点が早く打つのも早いと言われていましたし、どこのポジションもできる、どこでも任せられる…チームメイトからの信頼も厚い流川です。
バスケットセンスももちろんあるでしょうし、プラス努力の積み重ねで得たものではないでしょうか。
スタミナ不足
オールマイティな流川ですが、そんな流川にもスタミナ不足という欠点があります。
陵南との練習試合では、後半のこり6分となったところで足をつってしまいます。40分近く仙道をマークしていましたから相当疲れますよね。(その後花道に足を蹴られて立ち上がりますが)
そしてIH予選の海南戦では後半残り2分弱でダンクを決め、そのまま倒れ込みメガネ君と交代してベンチに下がった時悔しくて小刻みに震えていたのが印象的でした。
陵南戦ではそれらのスタミナ不足を踏まえて、体力温存のため前半は捨て後半に賭けて試合に臨んでいました。
流川がマークをする相手はうまいと言われる人ばかりで、体力の消耗が激しくなるので仕方ないと言えば仕方ないのかもしれませんが…
今のバスケはルールが変わり、第1Q〜第4Qからなる10分間の試合形式で行われています。前半の第1・2Qの後15〜20分ハーフタイムがありその後、後半の第3・4Qを行います。第1・2Qと第3・4Qの間には2分間の休憩があります。
今のルールだったら流川はどうしていたんでしょうね〜気になるところです。
桜木花道のライバル?!
桜木花道が一方的にライバルと思っている感じはありますが、実際流川も花道のことをライバルだと思っているのではないでしょうか。
花道の成長を近くで見ている1人でもあるので、どんどん上達していく花道のことを認めている部分もあるのかなと思います。そしてもっと上にこいと…
仙道に花道と2人でマークするダブルチームをした時は、花道にアドバイスのようなことを言っています。負けるよりはマシだからと。
なに縮こまってやがる らしくねーんじゃないのか
必死でついてこい 交代しねーならよ
おめーのヘマはもともと計算に入れてる…つっただろど素人
ほんの1部ですがどれも流川が花道に対して言った言葉です。
時には鼓舞し、そして時には優しさが感じられるそんな言葉ですよね。
流川楓親衛隊
流川を応援するために、試合には必ず駆けつける”流川楓親衛隊”
初めて登場したのは陵南との練習試合の時でした。
初期メンバーは3人。1人ずつそれぞれる・か・わと書かれたハチマキ巻いて、胸元にはRU・KA・WAと書かれたチアガールの格好をしていました。(他にもいろいろなパターンがあるようです)
その後3人での活動は続きますが、神奈川県IH予選の翔陽戦で流川が活躍したこともあり、次の海南戦からは人数もかなり増えました。
【流川命】と書かれた横断幕や旗も持って試合に駆けつけていました。
インターハイが開かれた広島県まで‼︎親衛隊すごい行動力です。
ちなみに流川非公認のファンクラブです。そりゃそうか…バスケと寝ること以外には興味ないですもんね。
まとめ
今回はファンクラブもある【流川楓】について解説しました。
流川はバスケットの天才ではなく、いかにどうしたら勝てるのかを常に考え、バスケットに対する努力を惜しまない【努力家】なのではないでしょうか。
流川の頭は他のことが入り込む余地がないほど、バスケットのことでいっぱいです。
クールなところも魅力ですが、1つのことに打ち込む姿はクールとは違い熱い心が感じられ、そのギャップもまた魅力ではないでしょうか。
流川から花道にかけられる言葉はまだまだたくさんあります。
そんな言葉の数々を探しながらもう1度、SLAM DUNKを読み返してみるとまたいろいろな発見があるかもしれません。
何度読み返しても楽しめるSLAM DUNKをこれからももっともっと今まで以上に楽しみましょう‼️
イケメンでバスケがうまいなんて、流川推しの人多いのではないでしょうか?
かく言う私も流川推しの1人です‼️